第6話 父からの手紙第6話 父からの手紙元気(?)になったシンジ君から改めて身の上話を聞いた管長は、龍和尚に、シンジ君の持ち物全てを羅漢寺に運ぶよう命じました。 夜な夜な組長宅に忍び込んでは、荷物を運び出す龍和尚。 はっきり言って、これ程怪しい人物もいませんが、手段はともかく、これも人助け、仏の道です! あのスジモンの親類は、その後どうしているかというと、なにもせずに養育費をガメ続けていました。 「このような行為、御仏は決してお許しにはならないぞ!!」 そう思った龍和尚は、密かにナーマオウを誘い、スジモンの屋敷に潜入しました。 その夜、龍和尚とナーマオウが一体何をしたのか? それは、分かりません。 しかし、その日を境に、「阿龍組」にたむろしていた人相の悪い連中は何故か全て廃人となり、病院へ送られ、外界から隔離された病棟で一生を終えることになりました。 シンジの父親、ゲンドウから送られてくる養育費をガメて、もとい!シンジ君のために蓄えておいて、おこぼれに預かる龍和尚。 空き家となった「阿龍組」に住み着き、怪しげな実験を繰り返すドクターナーマオウ。 なんか、二人ともあまりお近づきになりたくない人物のようです。 NEON GENESIS EVANGELION Vol.08-DVD-〔送料無料キャンペーン中〕 そうして、平和な日々が続いたある日。 一通の手紙が「阿龍組」に届きました。 時は西暦2015年。 シンジ君14歳の春です。羅漢寺で暮らすようになって早くも10年の歳月が過ぎ去りました。 シンジ君に手紙を渡し、皆で中身を見てみると、 「来い・・・・・・・・・・・・・・、ゲンドウ」 とだけ書かれた便箋が出てきました。 これを見た龍和尚とナーマオウは、まだまだ世の中には、自分たちよりも変なやつがいることを悟り、敗北感に打ちのめされたのでした。 第7話に続く ジャンル別一覧
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